中小企業診断士とは

中小企業支援法の国家資格として、国が認めたコンサルタントです。
他の士業と比較して知名度は高くありません。1つは独占専門業務がないこと、2つ目は問題があってもなくても他人に相談する社長が少ないこと、3つ目は支援機関や企業内診断士(つまりサラリーマン診断士)が6割以上で、独立開業者が少ないことが考えられます。
国家資格の士業の中で唯一受験者が伸びています。理由は仕事内容が顧客企業のそれぞれの実情に合わせたサービスを提供しなくてはならないため、他の士業に比べAIによる代替可能性が低いことが挙げられます。
中小企業診断士は、企業経営理論、生産管理、店舗運営、経済・会計、経営法務、情報システムなど広範に渡る知識を身に付けています。
企業の具体的施策や提言をするばかりではなく、企業外部から目標達成、課題克服の後押しをすることが中小企業診断士の役割です。